形成外科

形成外科からのメッセージ

ケガをしたときに、出来るだけ傷跡を残さず、きれいに治したいとお考えなら、形成外科で処置をうけられることをおすすめします。創傷外科・皮膚外科を専門に扱う診療科です。

乳がん術後の乳房再建術についてのお知らせ

2013年7月から乳房再建に使用するラウンド型シリコンインプラント(人工乳房)の保険適応が開始されました。また、2014年1月からより自然な形状をもつアナトミカル型シリコンインプラント(人工乳房)の保険適応も開始されています。今回の制度化に伴い、学会から認定を受けた医療機関だけが人工乳房を用いた保険適応の乳房再建術を行うことができます。当施設は2013年9月に日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会からインプラント実施施設として認定されており、保険適応の手術を行うことができます。

専門外来

名称
実施日時
特色等
レーザー治療外来 毎週火・水曜日
13時30分~14時
加齢によるシミや青あざに対し、
レーザー治療を行います。
フットウエア外来 第1、3月曜日
9時30分~11時
ご自身の足に合った靴、
足底装具の作成に関する相談に応じます。
ケミカルピーリング 毎週水曜日・
第1、第3火曜日
14時~
 

スタッフ紹介

氏名
肩書
専門医・認定医
西尾 優志
医長
日本形成外科学会専門医
福島 侑子
医員
 

形成外科 週間外来診療予定表

1診
午前
西尾
西尾
(10:00~)
西尾
手術
西尾
(10:00~)
2診
午前
福島
福島
福島
福島
予約診
午後
手術
レーザー治療
ケミカル
ピーリング
レーザー治療
ケミカル
ピーリング
手術

※木曜は手術日のため外来診療は休診となります
※月曜・水曜2診、火曜・金曜1診の診療開始は10:00~
※第1、3月曜はフットウエア診
※火曜、水曜午後はレーザー治療・ケミカルピーリング・外来小手術

形成外科からの理念

形成外科とは一言であらわすと身体の「かたちの異常」=「外見」を治療することで、患者様の生活の質(Quality Of Life)を改善することを目的としている科です。 その「かたちの異常」の原因はケガや病気・手術後などの後天性のものであったり、先天性(生まれつき)のものであったり、さまざまです。治療の方法は手術が中心となりますが、症状にあわせて、その他の例えばレーザーや塗り薬などさまざまな方法を取り入れて治療にあたります。形成外科にはひとつの疾患に対しても多くの治療の選択肢があるため、患者さまとよく相談して、患者さまひとりひとりにあった治療法をコーディネートさせていただきます。「かたちの異常」言いかえると「外見の異常」は、他人にとっては取るに足らないようなことでも、ご本人にとっては大変な苦痛となっていることが多くあります。「かたちの異常」の治療を行うことで、患者様の心理的苦痛がやわらぐことに少しでも助力することができれば幸いと考えております。

疾患の説明

怪我、外傷 ・やけど、切り傷・擦り傷
(できるだけ痛くなく、はやく、傷跡が目立たなくなるように治療します。)
・手足の重度損傷(切断指、腱・神経切断を伴う裂創など)
・顔面裂傷、顔面骨骨折(ほほ骨、鼻骨、眼の周りの骨の骨折)
・皮膚軟部組織欠損を伴う裂傷
後天性の
かたちの異常
・外傷(ケガ)・やけどによる傷跡や変形の修正

 例)目立つ傷跡、ひきつれ、ケロイドなど

・手術後の傷跡や変形の修正

 例)乳ガン術後の乳房変形・欠損、目立つ傷跡など

・皮膚表面の手術(特に術後の傷跡・かたちが気になる部位のもの)

 例)ほくろ、できもの(良性・悪性腫瘍)、アザなど

・その他

 例)眼瞼下垂(まぶたが上げにくい)、顔面神経麻痺による顔面変形、巻き爪

生まれつきの
かたちの異常
・あざ・できもの
・耳の変形(折れ耳、立ち耳、副耳、耳瘻孔、小耳症など)
・手足の変形(多指症、合指症など)
・まぶたの変形(眼瞼下垂、逆まつげなど)
・臍の変形(臍ヘルニア、いわゆるデベソなど)
・唇裂・口蓋裂
・その他の先天異常
難治性
皮膚潰瘍
・褥瘡(床ずれ)、静脈うっ滞性潰瘍、糖尿病性潰瘍などの治りにくい創傷。
(最新の創傷治癒理論に基づいた専門治療を行います。)
・SPP検査値(皮膚組織灌流圧)に基づいて、皮膚潰瘍の治療予測・重症度の評価を行っています。

SPP(皮膚灌流圧)検査について

形成外科では、皮膚の微小循環を測定する検査機器(PAD3000:写真)を使用しています。これによってSPP(皮膚灌流圧)とPVR(空気容積脈波)を測定し、難治性潰瘍の治癒機転・下肢虚血の重症度を評価しています。


【SPP検査の特色】

SPP 重症虚血肢(CLI)の診断
難治性潰瘍の治癒予測・予後判定
糖尿病足病変や石灰化症例の重症度評価
下肢(趾)切断レベルの判定(← 術前評価)
下腿潰瘍の発症リスクを予測(← ハイリスク患者のスクリーニング)

SPP値を測定することによって、保存的治療の有効性や血行再建術の必要性などを判断することが可能です。

下腿潰瘍は一度発生すると、患者さまのADLを著しく損ない、全身状態に悪影響を及ぼす恐れもあります。特に糖尿病・透析患者さまにおいては、末梢動脈疾患・重症虚血肢を合併しないように、予防・早期発見・早期介入をすることは非常に重要です。

ハイリスク群の患者さまに対しても、定期的にSPPを測定することで、フットケアの重要性を啓蒙できると考えています。

美容治療
(一部を除いて
自費治療となります。)
・しみ、色素沈着(レーザー、塗り薬、内服薬による治療)
・わきが、多汗症(保険治療も行えます)
・二重まぶた(埋没法・切開法)手術
・その他(鼻、たるみの手術など。応相談)

※外来手術(日帰り)、短期入院手術にも対応しております。
※手術・レーザー治療は基本的に受診されてからの予約制となります。

ケミカルピーリング フルーツ酸の一種であるグリコール酸を用いて皮膚の古くなった角質を溶かし、新鮮な皮膚の再生を促す治療です。当科では、にきびに対して必要に応じて、ケミカルピーリングによる治療を行っています。 皮膚の個人差によって薬剤の濃度や施行回数が異なりますので、一度形成外科外来を受診の上、予約をさせていただきます。

ケミカルピーリングの施行日
施行日:水曜午後(第1、3火曜も実施。診察後、要予約)
施行料:顔1回 6,000 円 (+ 税)
     その他の部位 要相談

形成外科で治療可能な疾患の詳細については日本形成外科学会ホームページもご参照ください。