TOPページ 高砂市民病院の概要 院内活動のご紹介 摂食・嚥下サポートチーム(S-NST)

摂食・嚥下サポートチーム(S-NST)

トピックス

日本摂食嚥下リハビリテーション学会2015年3号に当院が特集で紹介されました。

また、日本摂食嚥下リハビリテーション学会において、「終末期における管理栄養士の役割~緩和ケア認定看護師との迅速な連携が巧を奏した症例~」が学術大会で最も注目を浴びた演題に贈られる奨励賞を受賞しました。

摂食・嚥下サポートチーム(S-NST)の紹介

「食べること」は、人間にとって生涯にわたり生きていくために必要であり、生きる楽しみにつながることです。
しかし、何らかの病気・障害や加齢などによって、この「食べること=口に入れて味わい飲み込み胃に入る」が安全に行えなくなることがあります。
高砂市民病院では、嚥下障害でお悩みの患者さまに専門的な医療サポートを行っています。このサポートサービスは、各科医師(外科・内科・脳神経外科・耳鼻咽喉科)、看護師、栄養士、言語聴覚士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師、放射線技師からなり、患者さまがより良い食生活をして頂けるようにチームを組んでサポートしています。

S-NST カンファレンス風景 S-NST カンファレンス風景
S-NST カンファレンス風景  
具体的な取り組み
  • S-NSTカンファレンス、S-NSTラウンド
  • スキルアップ研修(口腔ケア・吸引・摂食嚥下訓錬など)
  • ケアの標準化の為のマニュアル作成
  • “高砂くちピカチーム”結成(市内17施設と連携をとっています)

嚥下障害とは?

嚥下障害とは、食べ物の通り道に何らかの問題があるために、飲み込みが悪くなるっている状態です。この障害は自分では気づかないことが多く見逃されがちですが、だれにでも起こりうる障害です。  
よく見られる症状は、「むせ」や「のどの違和感」です。「むせ」は、左下のレントゲンの写真のように食べ物が気管へ進入したことによって起き、「のどの違和感」は食べ物がのどに残っていることによって起こります。この他にも「痰がからむ」「食欲低下」「体重減少」などの症状(右下の図)が見られます。

飲み込みが悪くなると、食べ物が気管や肺に侵入することで誤嚥性肺炎を引きおこします。高齢者の肺炎の多くはこの誤嚥性肺炎と考えられています。また飲み込みが悪くなると、食事を十分にとることができず、栄養障害や脱水症を引き起こします。  治療方法は、薬や手術で嚥下障害を治すのではなく、むせにくい食事などの調理方法を工夫したり、飲み込む力を鍛えるトレーニング、食事の時の姿勢の修正など指導を行うことが主体です。

検査・・

スクリーニング 嚥下造影検査(VF) 各種検査

障害に応じて食事の選択やリハビリテーション・・

おいしい嚥下食の紹介
栄養士による嚥下食の栄養指導
言語聴覚士、理学療法士、作業療法士による専門的リハビリ

摂食・嚥下外来のご案内

 「食事でむせる」、「飲み込みにくい」、「痩せてきた」などの症状でお困りの方はありませんか。これらの症状は、食べ物の通り道に何らかの問題があるために起こる「摂食・嚥下障害」かもしれません。摂食・嚥下障害は自覚がないことが多く見逃されがちでが、肺炎(誤嚥性肺炎)を繰り返したり、脱水症や栄養障害を引き起こす状態で、適切な指導と対応で改善することが可能です。

高砂市民病院では、食べることでお悩みの方を対象に専門的な摂食・嚥下外来をスタートさせました。ここでは、飲み込みの働きを調べる検査や食べ方、調理の工夫などの指導を行っています。是非一度ご相談ください。

※嚥下外来は火曜日午後の完全予約制で診療しております。詳しいことはお問い合わせください。

食事、栄養に関するご相談を希望される方へ
摂食・嚥下外来 担当:看護師
診察日
火曜午後
電話番号
079-442-3981(代)