血液浄化センター

血液浄化センターからのメッセージ

当院の透析治療は歴史が古く、昭和44年から多くの透析症例に対応してまいりました。腎代替療法の説明、透析導入時の教育、維持透析中の合併症・併発疾患・各種手術などに対応しています。地域の医療機関とも連携を密に行い、総合透析センター病院としての役割を果たしております。また、急増している糖尿病や高齢者の透析にも力を入れています。

血液浄化センターの紹介

腎センター約60名の血液透析患者さまと1名の腹膜透析患者さまが当院で透析をされています。

医師・看護師・臨床工学技士が協働し、専門分野を活かしたチーム医療を行い、「安全・安心な透析」を行うよう努めています。

慢性疾患看護専門看護師、透析看護認定看護師、慢性腎臓病療養指導看護師、腎臓病療養指導士、透析技術認定士、糖尿病療養指導士を中心に、透析を受けながら「よりよい生活」ができるよう、患者さまに寄り添った看護が提供できるように頑張っています。また、近隣の医療従事者の皆さまと連携をとり、腎不全看護の充実に努めています。

特色・専門分野

血液透析

透析を始められる患者さまの導入指導から、長年透析をされている患者さまの生活指導まで行っています。災害時の対策やフレイル予防にむけた透析時運動指導にも力を注いでいます。

透析中の運動療法を始めました♪

血液透析実施曜日と時間帯
曜日
時間帯 8:30~13:30
14:00~19:00
シャント管理

当院では、シャント狭窄の早期発見のためシャントエコーを行っています。血管内の状態や血流を調べ、シャント閉塞の予防、早期治療につないでいます。また、日頃からスタッフがシャント音やシャントスリルなどを確認し、シャントトラブルを早期に発見できるよう、保存期・導入期・維持期にわたり教育指導しております。

PD(腹膜透析)外来

第2水曜日  予約制
急なトラブルや合併症などに対応できる体制をとり、在宅での腹膜透析が継続できるようにサポートしています。腹膜透析を始められた患者様には、自宅訪問をしています。

腎代替療法外来

火・水曜日 14時 予約制 内科主治医へご相談ください。
腎臓の機能が低下し、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)が必要となる患者さまに対して、専門の看護師が、今後の腎代替療法についてパンフレットや模型を使って詳しく説明し、ライフスタイルにあった療法をご自身で選択ができるように支援しています。

腎臓病看護外来

火・水曜日 午前 予約制 内科主治医へご相談ください。
生活習慣病による慢性腎臓病は、原因となる高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満などを早期から治療することにより、その進行を抑える事ができます。
透析療法を行うまでの患者様を対象に内科医師の指示のもと、慢性腎臓病を専門とした看護師や管理栄養士が連携し、食事などの療養が継続できるよう、ご自身の生活に合わせた方法を共に考えていくためのご相談をしています。

お知らせ

血液浄化センターでは、季節の飾りつけをスタッフ全員で行っています。
クリスマスは、スタッフがサンタの帽子を被ります。
患者さんからは「かわいい。赤い帽子良いよ。」と大好評です。

クリスマスの様子

ナースカレッジ

  • 2024年1月16日   「透析患者の運動療法について」
  • 2023年1月12日   「透析患者の栄養管理~全員参加のフレイル対策~」
               「フレイル予防のための当院での取り組み」
  • 2021年1月14日   事例発表・情報交換会