生活習慣病相談外来のご案内

1.生活習慣病って何?

生活習慣病には糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満症などがあります。これらの病気を放置していると動脈硬化が進み、糖尿病の合併症や脳卒中、虚血性心疾患発症のリスクが高くなります。特に糖尿病は合併症を起こしやすくなり、腎臓に負担がかかり慢性腎臓病へ移行してしまいます。
慢性腎臓病の初期には自覚症状がほとんどありません。慢性腎臓病が進行して腎不全になると、体内から老廃物を除去できなくなり、最終的には透析や移植が必要となります。透析導入となる原因の病気は糖尿病が主になっています。

生活習慣病相談外来の役割

生活習慣病相談外来では、栄養士と看護師が特に腎臓の機能が低下した患者さまと共に、生活習慣の改善・血圧のコントロール・食事療法などに取り組み、腎臓病の進行を遅らせることを目的としています。そのほかに、糖尿病の食事療法や日常生活の工夫点などについても患者さまと相談しながら取り組んでいます。
いつまでも楽しく食事ができるように、日々の食事を少し工夫してみませんか?
生活習慣病相談外来は医師の指示により予約制です。

外来日と場所

外来日
毎週月曜~金曜日 午前・午後 約30分(完全予約制)
場所
生活習慣病外来室・栄養相談室・看護相談室ほか

受診方法

医師・看護師にご相談ください。

当院では専門医・看護師・栄養士・薬剤師・検査技師・理学療法士が連携を取り、お一人おひとり、それぞれの患者さまの身体の状態に合わせて、検査・治療・生活指導相談をおこないサポートしています。
生活習慣病や慢性腎臓病について、気になる・どういう病気か知りたい・検査を受けてみたい、などどんなことでもお気軽にご相談ください。