院長あいさつ

高砂市民病院は、兵庫県の瀬戸内海に面した人口約9万4千人の高砂市にある唯一の公立病院であり、内科系、外科系の17診療科を有し、昭和40年の開院以来、地域における基幹病院として患者さまに親切な医療を行ってきています。

内科は、糖尿病・腎臓・消化器の専門性を持つと同時に総合内科として幅広く診療を行っています。なかでも透析治療は歴史が古く、昭和44年から多くの透析症例に対応しており、新規透析導入の教育管理・維持、透析中の合併症・併発疾患・各種手術などにも対応可能な総合透析センター病院としての役割を果たしています。外科では、消火器外科と呼吸器外科を二つの柱とし、さらに乳腺外科、血管外科など幅広い疾患に対し診療を行っています。平成26年3月には気胸センターを開設し、県内、全国的にも有数の気胸手術を手掛けています。

また、生涯のうち半数以上の方が経験する癌に対する根本治療を行うと同時に、苦痛に対する治療は、病気そのものの治療と同様に大切なものであり、痛みや苦痛を和らげ、穏やかな時間を過ごせるように、さまざまな専門職が協力しあった緩和ケア病棟を平成25年7月より開設して、地域の医療ニーズに対応しています。

当院では医療スタッフの教育・研修が充実しており、皮膚・排泄ケア、糖尿病、緩和ケア、感染管理、がん化学療法、透析看護など認定看護師が育成されており、診療や看護に専門性をもって患者さまの対応をしております。また、医師、看護師のみならず種々の医療スタッフによる患者中心のチーム医療に専念しています。

この度、この伝統ある高砂市民病院院長を拝命いたしました永田正男と申します。専門領域は糖尿病と老年医学ですが、これからの超高齢社会に対応し、地域医療を担う医療人を育成できる市民病院となるよう専念してまいりたいと思います。

平成28年4月1日
院長 永田 正男